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フッ素樹脂は、1938年にデュポン社のブランケット博士によりTFE(TetraFluoroEthylene:四フッ化エチレン)の重合物が発見されて以来、コーティング材料、成形品、含浸材料、フイルム等として広く用いられてきました。
フッ素塗料は、フッ素樹脂成分を含んだ反応硬化型で、塗膜の寿命が非常に長いのが特徴です。耐候性は他の塗料に比べて群を抜いた塗料で20年経っても光沢を保ちます。またツヤ消しが可能なため、高級感のある落ち着いた意匠を行うことができます。
フッ素樹脂塗料は、もともとは一般住宅むけの塗料ではなく、ビルなど簡単塗り替えできない大きな建物向けに開発された塗料で、フッ素樹脂は他の工業材料では得られない(1)耐熱・耐寒性(2)耐薬品性・耐蝕性(3)非粘着性(4)低摩擦特性(5)電気特性く6)不燃性などの物性を兼ね備えており、その用途は小さなベアリング、ボルト、ナットから巨大な航空宇宙産業機器に至るまで多岐にわたっています。 コーティング材の加工方法は基材の種類、用途、選択するコーティング剤(塗料)の種類によって異なりますが、一般的には脱脂、表面処理、塗装、乾燥、焼成の順に行なわれます。
表面処理方法としてはアルミナ粉末等を用いたブラスト加工による基材表面の粗面化がもっとも多く行なわれていますが、化成処理を行なう場合もあります。
またアクリルウレタン塗料は約5年、アクリルシリコン塗料は約10年で光沢が約20%も減少してしまいますが、
それに比べてフッ素樹脂塗料は施工後20年経っても90%の光沢が保持されているという。
その効能として、はっ水性能や耐候性能をよりいっそう高め、洗車の際のブラシや砂塵などで生じやすいヘアスクラッチや薬品や日光等によるシミの発生を防ぐなどが挙げられます。他の塗料と比べると高価な塗料ではありますがが、耐久性・意匠性などの面から、長期的に考えれば経済的な塗料といわれています。とにかく、きれいに長持ちさせたいと思われる方にお勧めの塗料です。
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